1.10. WEBサーバ冗長構成時の構成例

WEBサーバ冗長構成の場合の構成例をご紹介します。

1.10.1. EAPで負荷分散をする場合

  1. EAP配下に複数のWEBサーバのIPアドレス、またはDNS名を登録することで振分けの動作が可能です。Route53のレイテンシベースルーティングで振分けが行われます。

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  2. 設定としては、Regionの設定配下のIPアドレス/DNS名を追加します。

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1.10.2. AWS ALBで負荷分散をする場合

  1. ALBでWEBサーバの負荷分散をしているケースにもEAPを適用可能です。登録時はALBのエイリアスレコードでDNS設定し、EAPデプロイ時にEAPから払い出されたCNAMEでDNSレコードを書換えます。

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  2. EAPデプロイ後、ALBの登録は名前解決後のIPアドレスで登録されてしまうので、Regionの設定配下のIPアドレスをALBのDNS名に変更します。

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1.10.3. F5CS DNS Load Balancerで負荷分散をする場合

  1. EAPの他に、F5CSのDNS Load Balancerサービス をご利用頂くことでも負荷分散がです。EAP配下にF5CS DNSLBのDNS名を登録することで連携が可能となります。

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